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気候

北海道は日本で唯一冷帯に属する地域で、日本の中で最も気温が低い地域です。
とは言っても北海道は広く、場所によって気候は大きく変わります。
気候区分は地域ごとに大きく6つに分けることができます。

北海道気候地図

A. 道南地域
道南地域は、沿岸を対馬海流という暖流が流れているため比較的温暖な地域です。そのため冬季の積雪量が少なく、過ごしやすい地域です。松など温帯の植物も生育できます。

B. 太平洋沿岸西部地域
太平洋沿岸の西側は、道南地域と同様に対馬海流の影響もあり年間を通じて温暖な地域です。冬季は北西からの乾いた季節風により、雪もあまり降らない過ごしやすい地域です。夏は太平洋側からの湿った季節風の影響で、晴れ間の少ない涼しい天気が多くなります。

C. 太平洋沿岸東部地域
太平洋沿岸の東側は、夏は太平洋側からの湿った季節風が吹き沿岸で濃霧が発生しやすくなります。濃霧は内陸まで流れ込んでくるため晴れ間が少なく、あまり気温が上がらないのが特徴です。逆に冬は北西からの乾いた季節風が吹くため積雪量が少なく、晴れ間が多くなりますが放射冷却現象で寒さの厳しい冬になります。

D. 日本海沿岸地域
日本海沿岸の夏は、対馬海流の影響と乾いた南東からの季節風のため雨の少ない暑い日が続きます。一転して冬は北西からの季節風の影響を受け、降雪量が非常に多くなります。また風が強く吹くため吹雪が起きやすい地域です。

E. オホーツク海沿岸地域
オホーツク海沿岸は、夏冬問わず乾燥した季節風が流れ込んでくるため、年間を通して晴れ間が多いのが特徴です。日照時間が長いため、ソーラー電池の研究が盛んに行われている地域です。夏は涼しく過ごしやすい天気が続きますが、冬は放射冷却により寒さの厳しい地域です。また、冬には沿岸に流氷が漂着します。

F. 内陸地域
内陸地域は、周囲を山に囲まれ盆地や丘が多くあります。夏は比較的気温が高く、フェーン現象によって気温が上昇し北海道の中でも暑い地域です。対して冬は気温が極端に下がり放射冷却現象もあるため、道内でも最も寒さの厳しい地域になります。日本観測史上で最も低い気温を観測したのもこの地域です。

雪対策

北海道で生活する上で考えなくてはならないのが、冬の雪対策や寒さ対策でしょう。
北海道は、雪とは切っても切れない関係にあります。
道内で、雪が降らない地域はありません。
降雪量の少ない地域はありますが、雪が降るとなかなか解けずに、しばらく残ります。

車に冬用タイヤの装着
雪が降る地域では当たり前ですが、車にはスタッドレスタイヤを装着しましょう。さらにチェーンがあると良いですが、平地ではあまり使う事がありません。気温が低くパウダースノーは滑りやすいため、運転には十分注意してください。

滑りにくい靴
スノートレッキングシューズや靴底がゴムでできた溝の少ない靴があるとよいでしょう。特に靴底が生ゴムでできた靴は、雪の上でも滑りにくく歩きやすいのが特徴です。底が革でできていたり、固くて溝の深い物は避けましょう。滑りやすく溝に雪が詰まるため、大変危険です。

北海道では雪が降ってきたら?
札幌など、日本海沿岸の地域は雪がたくさん降りますが、傘を差さない人が多くいます。
北海道の雪はサラサラでなかなか解けないため、服に付いた分は払えば落とせるからです。さらに日本海側は冬に風が強く吹くため、傘を差していると風に煽られて転倒する危険があり、傘を差さない人が多いのです。


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